秋は要注意⁉ 『うどんこ病』

大事にしている『アオダモ』が「うどんこ病」になりました。

『アオダモ』は、4〜5月に白い花が咲きます。

花穂を伸ばして多数の花をつけ、木全体を覆うように咲くので雪をまとったような姿になります。

我が家のアオダモはまだ若く、アオムシに何度か葉っぱを食べられてしまったりして

花を咲かせたことがありません。

幹から枝先までが細く、繊細なシルエットが圧迫感を感じさせないので、シンボルツリーとしても人気です。

葉は薄く涼しげで、風にそよぐ姿がとても美しいのですが、

我が家の環境ではトラブル続きで綺麗な葉を保つのが難しいです。

アオムシに葉っぱを全部食べられてしまったり。。。

葉っぱが黒ずんでしまったり。。。

葉っぱが茶色になってしまったり。。。

今回はうどんこ病発症です。

『うどんこ病』は白い粉がふりかけられたような姿になってしまう病気です。

この白い粉はカビによるものです。

葉や茎に菌糸を伸ばして植物の栄養を吸い取り成長していきます。

病気が広がると植物が枯れてしまうなど大きな被害になります。

うどんこ病の原因は土や植物に潜む糸状菌と呼ばれる微生物です。

原因菌の胞子が風に乗って飛散し感染します。

カビの一種ですが、乾燥した環境を好み湿度の低い秋なども繁殖してしまいます。

反対に高湿度や高温には弱く、梅雨の時期や夏場は繁殖しづらいカビです。

アオダモは落葉樹なので、冬の時期は葉が落ち枝だけになります。

春にはまた新葉が出てきますが、うどんこ病は越冬する可能性があります。

カビを放置しておくと生き延びてしまうおそれがあり、翌年にも発症してしまうかもしれません。

うどんこ病を予防する対策は?

さまざまな原因でうどんこ病は発症しますが、特に株の元気がない時に発症しやすいです。

一番の対策は強い株を育てることです。

日光によく当てて健康な株を作り、うどんこ病は乾燥した空間を好むカビなので、

土壌や株に適度な水分を含ませることである程度抑制することができます。

肥料は窒素成分を多く含んでいると発症しやすく、肥料が多すぎる状態が続くと

株自体が軟弱になり病気になりやすくなります。

●日当たりの良い場所で育てる

●水はけをよくして強い根を育てる

●風通しをよくする

●肥料を与えすぎない

●重曹や酢をスプレーで吹きかける

●薬剤の散布

どれだけ予防しても『うどんこ病』の発生をゼロに抑えられるわけではないので

早期に病気を発見し、重曹や木酢液・薬剤を散布することで治療することができます。

病気を進行させないためには、カビが発生している葉っぱを切り取るのが有効な方法です。

我が家のアオダモは若い木なので、強い根を育てたいです。

とりあえず薬剤と重曹をスプレーして数日様子をみます。

おそらく葉っぱを取り除くことになると思いますが。。。

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